vol.5 雑食のススメ

今日もWindowsは挙動不審だった。

出金伝票を作成するだけのチョー軽作業がOfficeのエラーによってできなくなった。

ま、紙ベースの出金伝票に記入捺印すれば1分もかからない作業が出来ずに、昼休みの大半を費やしてしまった。

 

まったくアホである…。

Windowsではなく私がである。

 

紙ベースの出金伝票を一冊会社に購入してもらえばいいことを、手描きが面倒だという理由だけでExcelのテンプレートを使い、プリンターで出力すればいいなどというまわりくどい手段を選んだ自分がアホなのである。結局、自分はWindowsを使っているのではなくWindowsに使われているんだなって思う次第…あはは。

 

だからといって、「会社のパソコンを全部Macにしろ」とか、「Linuxを入れろや!」とか「ChromeOSでいいじゃん!」などというワガママは言わない。やはりそこはオトナなのでクソだとわかっててもマイクロソフトの軍門に下るしかないなぁ…と割り切るわけだ。そう、仕事の関係先とのことも考えれば「赤信号みんなでわたらざるを得なければ怖くない??」である。

 

また、そこをあえてMacやChromeでフォローするという手段もなくはないが、それは趣味や酔狂の領域に近づくのだろうと思うし、素直にWindowsを使うほうがはるかにハードルは低いと思う。ま、結局はどう転んでも使わなくちゃなんないという現実の上でお仕事をしていかなくちゃいけないのには変わりがない。

 

仕事の上ではWindowsな私も、プライベートでは90%が他のOSを使う。

MacOSはもちろん、ChromeOSも使うし、SymbianOSも使う。まぁ、MacOSはともかく、他の2種類は日本ではチョーマイナーなOSなので酔狂とされるだろう。しかし、これらにはこれらの良さがあって、砂の上の城のようなWindowsではできないこともできたりする。特にChromeOSはChromeBookとGoogleのサービスと相まってネット環境があれば非常にスムーズな使い心地を味わえるし、セキュリティも悪くない。実際、自分の書く原稿の多くはこのChromeBookとGoogleのサービスによって形にして、へら専科さんの紙面を通じて皆さんの目に止まっているというわけだ。

 

つまりは、「原稿執筆」「クライアントへの送信」という目標に向けて、ChromeBookとGoogleのサービスは私にとって最良のツールだということ。

原稿のネタをふと思いつき、次の瞬間にキーボードを叩きたいという衝動に応じてくれるのもこの組み合わせなのである。そう、Windowsのように出物腫れ物所嫌わず的な更新の煩わしさもなく、それこそサクッと作業を進めさせてくれるChromeBookはマーベラスな存在なのである。

 

ここに至ることができたのは、自分に合うものを求め続けた結果、いわゆる「雑食」の結果なんですけど、そりゃ無駄な投資もしたし、失敗も繰り返したんだけど、それは決して自分的には無駄とは思わないし、逆にこうやって一文かけちゃうネタを得られたんだからOKじゃんと割り切っている。何より自分は身銭を切る「ユーザー」なわけだから、使いやすいものを選ぶのが当然の権利だと思うからね。

 

ま、こういうふうに、世の中にはマイナーであっても、その人にとって最良のツールってのがあるんだよね。それはもうみなさんがお気づきのように釣具だって同じことが言える。にも関わらず、企業規模、宣伝効果といった実際の性能とは関係のないところで、いわゆる「ういんどうず」的なモノを選択してしまうケースが多々ある。他にも製品が有るのにもかかわらず、「食わず嫌い」というか、ソレ以前の先入観だけで意識から排除してしまっていることもあるのではないでしょうか。

 

何より…「だってみんな使ってるじゃん!」

そんな声が聞こえてきそうだね。

 

たしかにそうだろう。

でも、だからといってソレがキミの釣りに本当にマッチするのかい?と問うてみたいんだけど、他のツールの存在すらご存じなく、またそれらを求める事のない方々に、その存在から説明するというのは非常に難しい話でもある。

 

しかし、つまらないマイナーなトラブルで悩んでいる方々がいて、そのトラブルを解消したいと思うのならば、人知れず存在するマイナーな「実は使いやすいツール」がないかという意識を持っていただき、探してみることをオススメする。そう、「雑食のススメ」とでも言いましょうか…色んな物に触れて視野を広く持てば、偏らない価値観、判断基準が設けられるからね。

そこで各自が「やっぱオレはWindowsがいいや」って思うのは全然OKだしね。

 

一番危険なのは、世間一般に広まっているからといってそれがベストだと盲目的に信じることかな。それはなにもパソコンのOSの話だけではなく、政治や宗教についても言えることであるしね。

でもね、手段と目的を履き違えてしまっちゃあイケませんよ。

目的達成のためのツールなのか、ツールを使うための目的をあとづけする…みたいなことは結局遠回りするだけだから。

 

いろいろと書いちゃったけども、わかりやすく言えば…自分はコツが必要なものやひと手間、ふた手間を釣り人に強いるツールはその時点で2軍行きにしちゃう。だからエサバッグは各社の製品が入り交じっている…まさに「雑食」の成れの果てな中身になっているのだが、いずれも個性たっぷりなお口に優しいブツばかりだと思っている。それで十分遊べるし、誰かの配合の受け売りをひけらかす必要もないしね。なによりChromeBookとGoogleのサービスのように高いレスポンスでこっちのニーズに答えてくれるからね。

2014.7.10 migiwa

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